年間アーカイブ 2019

沖縄県庁主催「沖縄観光推進ロードマップシンポジウム」において講演しました

日 時:2019年12月19日 場 所:沖縄県 琉球新報ホール テーマ:「令和元年度 沖縄観光推進ロードマップシンポジウム」 参加人数:140名 対象者:行政、観光関連団体、民間企業 2019年12月19日、沖縄県文化観光スポーツ部主催により、「令和元年度 沖縄観光推進ロードマップシンポジウム」が開催され、県庁からの招致により、本保代表が「沖縄観光の未来~世界の持続可能な観光振興の取組を通して」というテーマで講演を行いました。 講演では、ハワイ、バリ、プーケット等の競合地域と沖縄県の比較や、世界のオーバーツーリズムに対する対応策等について説明しました。 また、講演後、沖縄県文化観光スポーツの新垣部長とトークセッションを行い、持続可能な観光に向けた方策等について意見交換を行いました。同シンポジウムには、行政、観光関連団体、民間企業をはじめ約140名が参加し、活発な質疑応答が行われました。 翌20日には、「沖縄観光推進体制等あり方検討委員会」が実施する勉強会が行われ、副代表の鈴木より、UNWTOが行う持続可能な取組について紹介した後、質疑応答を行いました。

「UNWTO/UNESCO 第4回観光と文化をテーマとした国際会議」報告

日 時:2019年12月12日~13日 場 所:国立京都国際会館 テーマ:将来世代への投資 ~観光×文化×SDGs~ 参加人数:70か国から政府関係者等 約1500人 「UNWTO/UNESCO 第4回観光と文化をテーマとした国際会議」 が国立京都国際会館で開催され、70か国から観光、文化を担当する政府関係者・有識者・観光業界・学術機関関係者ら約1500人(2日間延人数)が参加しました。(主催:UNWTO(国連世界観光機関)/UNESCO(国連教育科学文化機関)地元主催者:観光庁、文化庁、京都府、京都市) 「将来世代への投資 ~観光×文化×SDGs~」を2日間の会議全体のテーマをとし、UNWTOマヌエル・ブトレール上級部長、UNESCOシン・チュウ事務局長次長、国土交通省 角博文政務官の開会挨拶の後、彬子女王殿下に基調講演を行っていただきました。また主催者代表として門川大作京都市長に特別講演をしていただきました。 閣僚級会合 においては「文化観光のための、革新的な政策と取組モデルの推進」をテーマに議論が行われました。分科会においては多様な文化を継承することの重要性や、近年の観光の課題である「過剰な観光客数による混雑」について議論を行い、観光と文化の力をいかに持続可能な形で活用するかについて考えました。 会議の成果として「京都宣言」がまとめられ、異文化間の対話、住民の意見を反映させたデスティネーションの管理、革新的な政策の実行等が強調されました。 また、UNWTOは同会議において先住民族の代表者・支持者・起業家との連携によってまとめられた「UNWTO Recommendations on Sustainable Tourism Development of Indigenous Tourism」を発表しました。同書は観光開発への道を開きたい、またはコミュニティが提供する既存の観光体験を磨きたいといった先住民コミュニティに対して、持続可能で責任ある事業を展開するための提案を示しています。 同会議の開催準備にあたり、UNWTO駐日事務所の本保代表は実行委員長を務めました。 ※第4回観光と文化をテーマとした国際会議 公式ウェブサイト(英語) http://tourismandculture.cvent.com/events/fourth-unwto-unesco-world-conference-on-tourism-and-culture/speakers-c7dc4324095a4d4fa4e0dd2f4649997e.aspx ※第4回観光と文化をテーマとした国際会議について(京都市ウェブサイト) https://www.city.kyoto.lg.jp/sankan/page/0000260918.html

全地域における観光成長の伸びは「持続可能な開発アジェンダ」に貢献する観光の可能性を強めた

(UNWTO2019年11月号)プレスリリース全文はこちらからご覧くださいダウンロード

シンポジウム「都市観光の予測を超える成長に対する認識と対応  ~観光地をいかにマネジメントするか?」を開催しました。

日時:2019年12月11日(水) 場所:メルパルク京都(JR京都駅前) テーマ:観光地マネジメント 参加人員:自治体、観光関連団体、観光事業者、学術研究機関などから118名 現在、国際観光客数は世界中で増加の一途を辿っていますが、一方で、観光客の増加に伴い、一部の 地域においては、過度な混雑をはじめとする地域住民の生活環境の悪化や観光資源の劣化といった、いわゆる「オーバーツーリズム」や「観光公害」と呼ばれている課題が顕在化しています。 今回のシンポジウムでは、世界各国及び日本の状況や先進的な取組事例を国や自治体、学術的な専門家に講演していただくことで、「観光客と地域住民の双方を考慮しながら、いかに都市が持続可能な形で 観光を管理していくか」といった、これからの観光目的地や観光事業者が求められるマネジメントに関して、このシンポジウムを通じて一緒に考えていただく機会を参加者に与えたいと企画したものです。  シンポジウムの冒頭には、APTEC 尾崎会長より開会の挨拶があり、その後にUNWTO本部のブトレール上級部長および近畿運輸局八木局長より来賓挨拶をいただきました。  次に、UNWTOアジア太平洋部のファン副部長より、UNWTOが一昨年に発刊した観光マネジメントに関する報告書「Overtourism? – Understanding and Managing Urban Tourism Growth beyond Perceptions」をベースにした基調講演をいたしました。  そして、この基調講演の後には、持続可能な観光マネジメントをテーマに、以下の講演者の方々から其々ご講演をいただきました。    講演1:持続可能な観光の推進に向けた観光庁の取組み          講演者:観光庁 参事官(外客受入担当) 片山 敏宏氏   講演2:市民・観光客・事業者・未来 四方よしの持続可能な観光地マネジメントの実践 講演者:京都市 観光政策監 糟谷 範子氏    講演3:世界遺産白川郷の本質を新たな観光資源に、次世代へ如何に繋げるか 講演者:岐阜県大野郡白川村 観光振興課 課長補佐 尾崎 達也氏    講演4:持続可能な観光地管理への取り組み-国外の事例をもとに 講演者:東洋大学 国際観光学部...

大メコン圏イノベーティブスタートアップ会議に参加しました

日 時:2019年10月7日-9日 場 所:タイ・バンコク テーマ:第3回観光分野における大メコン圏イノベーティブスタートアップ 参加人数:国際機関、メコン川流域の観光業界から約60名 「第3回観光分野における大メコン圏イノベーティブスタートアップ会議」がUNWTO賛助加盟員であるメコン観光ツーリズムオフィス(MTCO)により開催されました。アジア開発銀行(ADB)国や太平洋アジア観光協会(PATA)をはじめとする国際機関、メコン川流域の観光業界から約60名の参加がありました。主催者からの招致によりUNWTO駐日事務所は同会議に参加しUNWTOが展開する第2回スタートアッププログラム及びUNWTO賛助加盟員プログラムについて説明しました。 大メコン圏イノベーティブスタートアップ会議(MIST)は、メコン川流域の観光分野におけるスタートアップ(新規事業においてイノベーションを促進し、世界的な競争力のある企業へと成長することを支援しています。 ※メコン観光ツーリズムオフィス(MTCO)はバンコクに所在し、メコン川流域6か国(中国、タイ、ベトナム、カンボジア、 ミャンマー、ラオス)の政府から構成され、この取組を支援しています。 MISTの受賞者について(プレスリリース)(英語) UNWTO賛助加盟員について https://unwto-ap.org/affilate-member/

南太平洋観光機構協議会で研究調査発表を行いました

日 時:2019年10月2日 - 4日 場 所:ニウエ・アロフィ 参加国:クック諸島、仏領ポリネシア、ウォリス・フツナ、パプアニューギニア、米領サモア、ミクロネシア連邦、フィジー、ニューカレドニア、マーシャル諸島、サモア、ソロモン諸島、バヌアツ 2019年10月2日―4日に第29回南太平洋観光機構の協議会がニウエ政府により開催されました。 同会議において、UNWTO駐日事務所より各国の観光大臣に対し2019年度の研究調査「太平洋島しょ国における持続可能な観光商品開発」について中間報告を行いました。参加国からは同調査の成果について非常に前向きなフィードバックをいただき成果物への期待の声が寄せられました。同研究調査の報告書は2020年春にUNWTO elibrary(https://www.e-unwto.org/)において発表を予定しています。 南太平洋島しょ国機構 公式サイト(英語)

2019年フィリピン観光会議に参加しました

日 時 2019年11月21日~22日場 所 フィリピン国際会議場(マニラ) テーマ:「Decent Jobs in Tourism: Towards a Sustainable and Inclusive Future(観光業における生きがいのある仕事―持続可能で包括的な将来に向けてー)」 参加者:国、自治体、民間部門、学術機関等から約400名  「フィリピン観光会議 2019年」がフィリピン政府観光省により開催されました。本テーマ「観光業における生きがいのある仕事―持続可能で包括的な将来に向けて」は、今年のUNWTO世界観光の日及びG20北海道倶知安観光大臣会合において発表されたUNWTO政策文書「The Future of Work and Skills Development in Tourism(観光における仕事とスキル開発の未来」の内容と合致するもので、参加者は持続可能で競争力のあるフィリピン観光産業を向けた取組に向け意見交換を行いました。 当事務所はフィリピン政府からの招致により同会議に参加し「世界の展望:観光業における雇用と包括的な成長」においてパネリストとして登壇し、また「アジア太平洋における旅行・観光 多くの人々に機会を」テーマにプレゼンテーションを行いました。 最後に会議の成果としてフィリピン政府が作成した「責任ある旅行者への誓約」を参加者全員で誓いました。
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