ホームAPTECトピックス「コロンビア観光を通じて広がる繋がり」⁻Pro Colombia Japanによるイベントが開催されました

「コロンビア観光を通じて広がる繋がり」⁻Pro Colombia Japanによるイベントが開催されました

令和6年3月22日に、コロンビア大使館において、ProColombiaによるコロンビア観光に関する観光業界を対象としたイベントが開催されました。

会場には、観光庁、旅行業界団体、旅行業者などから約50名が集まり、アンヘラ・ドゥラン臨時代理大使の開会の挨拶の後、コロンビアのサステナブル・ツーリズムに関するプレゼンテーションと参加者のネットワーキングが行われました。

UN Tourism駐日事務所は、このイベントの開催にあたってProColombia Japanと協力し、コロンビアのサステナブル・ツーリズムの事例紹介の導入として、持続可能な観光についてプレゼンテーションを行いました。

コロンビアは、その景観の美しさや生態系の豊かさから「美を生きる国」とも呼ばれており、2023年には世界中から587万人がコロンビアを訪問しました。

コロンビアの観光地としては、スペイン植民地時代の街並みが世界遺産に登録されたカルタヘナや、カラフルな家屋が並ぶグアタぺなどが有名ですが、他にも多様な観光資源があります。例えば、南部のラ・マカレナ国立公園にあるカニョ・クリスタレスは、「5色の川」や「虹の川」とも呼ばれ、1年の限られた期間だけ、川の中に生えている苔の色を反映してカラフルな色に染まり、ユニークな景観を有しています。

観光は、地域に訪問客が訪れることで、その経済発展に貢献するものであり、コロンビアのサステナブル・ツーリズムは、社会発展の促進や貧困の削減、国民の収入と雇用の向上、文化振興の促進などを目指して行われています。

コロンビアの首都ボゴダと第三の都市カリは、UN Tourismが推進する「持続可能な観光地づくりネットワーク(International Network of Sustainable Tourism Observatories: INSTO)」に参画し、経済、社会・文化、環境への観光の影響について、指標を用いたモニタリングが行われています。また、農村地域における持続可能な観光の優れた例を表彰するUN Tourismベスト・ツーリズム・ビレッジには、チョアチ、フィンランディア、サパトカが選ばれています。

日本でもサステナブルな旅への意識が高まりつつあり、持続可能な観光を通じた、日本とコロンビアの交流の広がりが期待されます。

イベントの詳細についてはこちらをご覧ください。

https://newscast.jp/news/3019600

【参考】

ProColombia Japan

https://taplink.cc/colombiainjapan

開会挨拶をされるアンヘラ・ドゥラン臨時代理大使

UN Tourism駐日事務所からのプレゼンテーション

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