代表挨拶

国連世界観光機関(UN Tourism)駐日事務所 代表 本保 芳明

駐日事務所は、観光成長が著しいアジア太平洋地域の観光促進及び同地域間の連携を強化することを目的とし、1995年に唯一の地域事務所として日本に開設されました。現在、奈良を拠点に活動しており、2017年には国連大学本部(東京都渋谷区)にも東京事務所を設置しました。

観光は、アジア太平洋のみならず世界で大きな雇用の創出をもたらすなど社会経済の発展を牽引する産業として、各国で重要な役割を担っています。当事務所は、とりわけ開発途上国・地域の観光振興のため、それらの国が行っている施策を支援しています。多様な文化と歴史を有するアジア太平洋地域及び他地域間との国際観光交流を促進し、互いの理解を深めることは、将来にわたる各地域の繁栄と社会の安定をはかる上で欠かすことができません。当事務所はこの使命の一翼を担って活動しています。

特に昨今、以下の点に留意して取り組んでいます。
1.持続可能な観光の推進
2.国連世界観光機関世界の観光統計データや調査研究成果の情報周知
3.UN Tourism国際会議支援、国連機関、各国観光機関、民間部門、学術機関等との連携