国連世界観光機関(UNWTO)とは?

国連世界観光機関(UNWTO)は、責任ある、持続可能で、誰もが参加できる観光の推進を責務とする国連機関です。

観光分野における主導的な国際機関として、UNWTOは経済成長、包摂的な発展、持続可能な開発の推進力として観光を促進し、世界全体の知見と観光政策の質を向上させるための先頭に立ち、観光部門に対する支援を行っています。

UNWTOでは、世界観光倫理憲章の実施を推奨しており、負の影響を最小限に抑えつつ、観光が社会経済に最大限寄与することを目指しています。また、「持続可能な開発目標 (SDGs)」を達成する手段としての観光促進にも取り組んでいます。SDGsは、世界の貧困削減および持続可能な開発の促進に向けて設定された目標です。

さらにUNWTOでは、市場知識の創造、競争力と持続可能性のある観光政策・方策の促進、観光教育・訓練の振興、観光を開発の効果的なツールとする取り組みを進めており、世界100カ国以上で技術支援のプロジェクトを展開しています。

UNWTOのメンバーは、158加盟国、6加盟地域、そして民間部門、教育機関、観光協等から500を超える賛助加盟員で構成されています。

UNWTOについて
(リーフレット・英語)
年次レポート(英語)

重点事項

観光を国際的なアジェンダの主流にする:社会経済的な成長および発展の推進力としての観光の価値、国家および国際政策の重点事項としての観光、そして、観光が発展および繁栄するように公平な条件を設ける必要性を訴える。

観光競争力を向上させる:知識の創造および交流、人材開発、さらには、政策立案、統計、市場動向、持続可能な観光の開発、マーケティングおよびプロモーション、商品開発、リスク・マネジメントおよびクライシス・マネジメントといった分野における卓越性の促進により、UNWTOのメンバーの競争力を向上させる。

持続可能な観光の開発を促進する:観光資源を最適な形で活用し、受け入れるコミュニティーの社会文化面での真正性を尊重し、全員に社会経済的な利益を提供する、持続可能な観光政策や慣習を支持する。

貧困削減および開発に対する観光の寄与を促進する:貧困の軽減にむけて観光を最大限に寄与させる。また、開発の手段として観光を機能させ、開発アジェンダに観光を加える取り組みを進めることで、SDGsを達成する。

知識、教育、能力開発を促進する:教育および訓練に関する自らのニーズを評価・対応できるよう各国を支援する。また、知識の創造および交流のためのネットワークを提供する。

パートナーシップを構築する:民間部門、各地方や地域の観光組織、学術関係者や研究機関、市民社会、国連システムなどと協力し、より持続可能で、責任のある、競争力の高い観光分野を実現する。