日時:2019年11月10日-14日
場所:中国・黄山
テーマ:文化と観光:持続可能な開発の目標
参加人数:中国の8か所のINSTOから約70名参加
中国における第8回UNWTO持続可能な観光観測所(UNWTO
International Network of Sustainable Tourism)の年次会議が黄山で開催されました(中国安徽省の文化観光局及び黄山市人民政府、中山大学(中国)内に設置されている「サステイナブル・ツーリズム・モニタリングセンター(Monitoring
Center for UNWTO Sustainable Tourism Observatory:MCSTO)」主催)。会議にはINSTOに参加している地域等から70名以上が参加しました。
中山大学は2010年から中国におけるINSTOの設立、管理、およびモニタリングのプロセスを促進するために、「サステイナブル・ツーリズム・モニタリングセンター」を設置し、全INSTO(9か所)を運営・管理しています。
今回の会議は「文化と観光:持続可能な開発目標」について議論が行われ、中山大学からの招致により国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所は「文化観光とSDGs:イベント開催を事例に」をテーマにプレゼンテーションを行いました。観光にとって重要な要素である文化イベントがどの程度SDGsに貢献することができるかについて、京都の祇園祭りやパプアニューギニアのセピック川クロコダイル祭を事例に挙げ説明しました。
MCSTOの詳細はこちらから(英語)
UNWTOは2011年より、観光の現場において世界観光倫理憲章(以下概要参照)がコミットされるよう、「民間部門における世界観光倫理憲章への誓約(The Private Sector Commitment to the UNWTO Global Code of Ethics for
Tourism) 」を開始しました。本取組は、民間企業・団体が本誓約に署名をすることで、各団体・企業の社会的責任(CSR)を通じて、持続可能な観光の促進を目指すもので、UNWTO駐日事務所は国土交通省観光庁とも連携してこの取組の普及を支援しています。
2019年10月24日(木)、ツーリズムEXPOジャパン(於:ハイアットリージェンシー大阪)において、新たに一般社団法人日本旅館協会・株式会社西村屋・株式会社ピッキオ・株式会社滝の湯ホテル・鶴雅ホールディングス株式会社・株式会社湯元舘の6者が本誓約に署名しましたのでお知らせいたします。
詳細(プレスリリース)はこちらからダウンロードいただけます。