日時:2021年10月5日(火)~8日(金)
場所:ハイブリッド (現地:モルティブ)
テーマ:国内・国際観光の長期戦略としての国内観光(Domestic Tourism as the National and International Long-term Tourism Strategy)
参加者数:25か国から53名(現地参加7か国11人を含む)
(UNWTOアジア太平洋加盟国からの参加国(20か国):アフガニスタン、バングラデシュ、ブルネイ、ブータン、カンボジア、フィジー、香港、インドネシア、イラン、日本、モルティブ、マカオ、モンゴル、ミャンマー、ネパール、パキスタン、韓国、スリランカ、タイ、ベトナム)
当トレーニングはアジア太平洋地域における観光政策の立案者を対象に実施する研修プログラムで、UNWTO本部のアジア太平洋部により実施されています。今回は「国内・国際観光の長期戦略としての国内観光」をテーマに新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の拡大が国内観光に及ぼす影響や国内観光に関する理解を深めることを目的に開催されました。
各専門家及び各国の取組についてプレゼンテーションがあり、最終日には以下、5つの提言が提示されました。
- COVID-19が始まって2年近くが経過したが、国内観光は依然として観光産業を回復させる決定的な第一歩であり、優先事項である(継続的に集中して取り組むことで短期的な景気回復と、長期的な景気回復をもたらす)。
- 金銭的なインセンティブ(税金の免除、バウチャー)は引き続き主要な戦略である。
3 新しいブランドで、安全性をアピールし、キャンペーンを展開する(国内消費者をターゲットとして機会を強調することが必要)。
4 短期的にも長期的にも、持続可能で且つ、包括的・革新的な復興を実現するためには、様々なレベルにおける官民のパートナーシップと協力が不可欠である。
5. 国内観光を推進する上で得た新しい教訓と成功事例を活用し、今後の国際観光の再開に備える。
UNWTO駐日事務所は 当トレーニングに参加するとともに、UNWTO本部のアジア太平洋部と連携しながら運営のサポートを行いました。
参考
各プレゼンテーション及びレポートはこちらをご覧ください。