以下、観光庁様からのご案内です。
「UN Tourism ベスト・ツーリズム・ビレッジ」とは
UN Tourism(世界観光機関)が実施する「Best Tourism Villages(ベスト・ツーリズム・ビレッジ)」は、持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、観光を通じて文化遺産の保全や持続可能な開発に取り組む地域を認定するプロジェクトです。この取組は、観光を通じて、地域の景観、知恵、生物・文化の多様性、産業といった、地域が持つ様々な側面の価値の向上、保護を促進することを目指し、地域の優良事例を集めることを目的としています。
ベスト・ツーリズム・ビレッジは、UN Tourism加盟国政府(日本においては観光庁)が推薦し、UN Tourism本部内の審査を経て認定されています。
・ 2021年は、32か国の計44地域が認定。(日本からは北海道ニセコ町と京都府美山町が認定。)
・ 2022年は、22か国の計32地域が認定。
・ 2023年は、29か国の計54地域が認定。(日本からは北海道美瑛町、宮城県奥松島地区、長野県白馬村、岐阜県白川村が認定。)
観光庁では日本の農漁村地域における観光を推進するため、2024年の推薦地域の国内公募を開始します。
特典
・ UN Tourismベスト・ツーリズム・ビレッジとしての認証。
・ 認証プレートや証明書の授与。
・ UN Tourismベスト・ツーリズム・ビレッジのロゴマークの使用。
・ UN Tourismが実施する国際会議への参加。
・ 持続可能な観光を実践する地域の優良事例として国際的な認知度が向上する。
・ UN TourismのSNS等での積極的な情報発信や、UN Tourismが各国で開催する国際会議やフォーラム等での紹介や登壇等により、国内外の観光客(特に持続可能な観光への取組に関心の高い観光客)の訪問先候補となる可能性が高まる。
・ 「UN Tourismベスト・ツーリズム・ビレッジ・ネットワーク」など、国連の専門機関であるUN Tourismが持つ幅広いネットワークに参加でき、国内外の地域との関係構築や相互交流、海外企業との連携の機会などに活用可能。
・ (同ネットワークには、観光開発・地域振興に携わる専門家や、UN Tourism賛助加盟員の企業等も参画)
・ UN Tourismベスト・ツーリズム・ビレッジの「アップグレードプログラム(※)」への参加。
(※認定に至らなかった地域のうち、「アップグレードプログラム」に選定された地域は、認定に不足した課題分野に対して、UN Tourism等からオンライントレーニングや技術的助言等の支援が受けられる。)
1.応募対象
・人口15,000人以下の地域
・ 農業、林業、畜産業、漁業等の第一次産業を行っていること
・ 地域コミュニティの価値観やライフスタイルを保持するような取組を行っていること
※申請主体については、自治体に限らず、DMOや観光協会等から申請いただくことも可能です。
申請方法、申請書類、スケジュール、評価の観点等はこちらをご覧ください。