【開催概要】
日 時 :2023年10月16日(月)~20日(金)
場 所 :ウズベキスタン サマルカンド
Congress Center of the Silk Road Samarkand complex
参加国 :117か国
対 象 :UNWTO加盟国、賛助加盟員等の代表団
期間中には、「投資フォーラム」や「教育フォーラム」が行われたほか、19日にはベスト・ツーリズム・ビレッジ2023が発表され、日本からは、北海道美瑛町、宮城県奥松島、長野県白馬村、岐阜県白川村の4地域が選ばれました。
本総会における主な決定事項としては、以下のとおりです。
・2024年から2025年の事業計画(Programme of Work)が承認されました。なお、駐日事務所の活動としては、Tourism Resilience Initiativeが予定されています。
・投票により、ズラブ・ポロカシュヴィリ事務局長が3期目に向けて立候補を行うことが認められました。
・2023年から2027年の執行理事国が選出され、東アジア太平洋ブロックにおける理事国は、中国・インドネシア・日本・韓国となりました。
・UNWTO地域事務所及びテーマ別事務所の設立について、サマルカンドに「シルクロードの観光」に関するテーマ別地域事務所を設立することが承認されました。なお、リオデジャネイロに地域事務所を設立することについて、ブラジル政府との間で合意されるとともに、マケラシュの地域事務所設立に向けた状況についても共有されました。
・2024年及び2025年の世界観光の日(World Tourism Day)のテーマと開催国が発表されました。
2024年 開催国:ジョージア テーマ:観光と平和
2025年 開催国:マレーシア テーマ:観光と持続可能な改革
・次回(2025年)に開催予定の第26回総会の開催国がサウジアラビアに決定しました。
今回、駐日事務所からは2名が参加し、会議運営のサポートを行うとともに、UNWTO本部、加盟国政府、賛助加盟員との情報共有・連携強化を図りました。
ベスト・ツーリズム・ビレッジ2023 セレモニーの様子