① 2013年の国際観光客到着数は予想を超え5200万人を上回る
UNWTO最新の観光動向調査によれば2013年の国際観光客到着数客は5%伸びて10億8700万人の記録に達した。世界的経済問題にも関わらず、2013年世界を旅した国際観光客は予測をはるかに上回り、5200万人となった。2014年においては、UNWTO予測は再び長期見通しよりも高い4%から4.5%の成長と見ている。
② Tej Vir singh博士の「知の創造と普及」にUNWTOユリシーズ賞
インドCTRD(Centre for Tourism Research & Development=観光調査開発センター)の教授で創立指導者のTej Vir singh博士が知の創造と普及部門において2013年度UNWTOユリシーズ賞受賞が決まりました。この賞は観光教育と研究の発展に重要な貢献をした学識者の中から特に際立ったものに対して栄誉を授けられるものです。 Read more +
③ 国連総会:観光は中央アメリカの持続可能な発展を育成する
中央アメリカにおける持続可能な観光は貧困撲滅に寄与するものであり、持続可能な発展の三つの要素-社会、経済及び環境-国連決議「中央アメリカにおける持続可能な観光と持続可能な発展」に反映されている。 同決議は、第68回国連総会において193の国連加盟国により全会一致で採択された。これは世界の国際的開発課題において持続可能な観光を主流化させ、2015年以降の持続可能な開発ゴールに向けた重要なステップであることを意味する。 Read more +
④ ウガンダの観光における包括的市場開発支援
ウガンダの観光政策とマスタープランを策定するUNWTO・UNDP(国連開発計画)プロジェクトの成功を基にして、UNWTOはUNDPと協同して、観光における包括的市場開発のためウガンダ政府をサポートしている。このプロジェクトは貧困者および地元地域の人々が、企業家、従業員、消費者として観光セクターに参加することに重きを置き、観光産業により収入を増やし、生計水準を向上させ、理にかなった仕事と収入を増加させ、人々に権限を与えることを目標としている。
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※イベントのお知らせ
◎ 文化遺産における観光目的地管理のための国際セミナー 2014年2月17日-18日 サントドミンゴ市 ドミニカ共和国 ◎ 観光は島嶼国の開発にとって重要なセクター 2014年2月19-20日 ナッソー市 バハマ国
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※レポート
アセアン諸国におけるビザ促進の影響
2013年10月に行われたトラベルファシリテーションに関するAPEC高官レベル政策協議に続き、UNWTO・WTTC〈世界旅行ツーリズム協会〉は、アセアン地域内におけるビザ円滑化政策の影響における概要について新しく報告した。この中で、ビザを緩和することによりアセアン各国が得られるであろう経済的利点を認識した。