日 時:2022年5月10日(水)14:00-16:00
場 所:オンライン
参加人数:自治体、観光関連企業等から約100名
国連世界観光機関(UNWTO)駐日事務所と神戸大学大学院国際文化学研究科・地域連携センターは持続可能な開発目標(SDGs)に沿って、観光を通じて文化遺産の促進と保全、持続可能な開発に取り組んでいる地域を表彰する「ベスト・ツーリズム・ビレッジ(BTV)2022」の募集にあわせ、BTVセミナーを共催しました。当セミナーではUNWTO駐日事務所よりBTVの概要や評価の分野を説明した後、日本の3地域(北海道ニセコ町・京都府南丹市美山町・北海道美瑛町)からそれぞれの取組が紹介されました。また各地域からは、「申請を通して自分の町を見つめ直す機会になった」、「BTVに認定された後、メディアに取り上げられる機会が増えた」「BTVのアップグレードプログラムに参加し、今世界で注目されている課題(カーボンニュートラル等)について知ることができた」等、様々な体験をお話いただきました。質疑応答では、BTVの認定された際のメリットや他国からの応募の可否等が当事務所に寄せられ、活発な意見交換が行われました。
※神戸大学は2021年12月にUNWTO賛助加盟員になられました。
※第1回BTVが行われた昨年は、世界75か国から174地域の推薦があり、UNWTO本部における審査の結果、32か国の計44地域がベスト・ツーリズム・ビレッジ2021に選出され、日本からは北海道ニセコ町と京都府南丹市美山町が選ばれました。 BTVに認証された44地域(32か国)以外に、「UNWTO ベスト・ツーリズム・ビレッジ」のアップグレードプログラムには20地域が選定され、日本からは北海道美瑛町が選ばれました。
関連リンク:
UNWTO「ベスト・ツーリズム・ビレッジ」2021を発表しました – UNWTO (unwto-ap.org)
BTV 2022 UNWTO本部公式ウェブサイトはこちら