日 時:2021年10月20日(水)12:50~14:20
場 所:オンライン
テ ー マ:「持続可能な観光に向けたUNWTOの取組、観光と地域振興について」
参加人数:66人(交通論B受講の3、4年生)
UNWTO駐日事務所は、拓殖大学交通論B「ゲストセミナー」において、「持続可能な観光に向けたUNWTOの取組、観光と地域振興について」をテーマとしてオンライン講義を行いました。
当事務所からの講義は5部構成で実施しました。
〇第1部:「UNWTOと観光の重要性」
・UNWTO本部や駐日事務所の組織・取組について
・観光がなぜ重要であるのかについてSDGsを交えて紹介
〇第2部:「国際観光の動向」
・新型コロナウイルス感染症による影響や今後の観光予測に関するデータについて
〇第3部:「アフターコロナに向けた各国の政策」
・中国、韓国、台湾における観光客の傾向や新たな観光の形について
〇第4部:「持続可能な観光の実現に向けた取組」
・観光振興の課題(オーバーツーリズム)や近年の世界における観光政策の潮流について
・UNWTOが推進する「持続可能な観光地づくり国際ネットワーク(INSTO)」や
持続可能な観光に向けた国内外の事例を紹介
〇第5部:「地域振興と観光」
・観光分野で地域振興を行う意義やいかに地域のブランド力を構築するかについて
・地域観光におけるブランド化の事例を紹介し、観光と地域振興の可能性について
本講義を通じて、学生の皆さんはUNWTOの持続可能な観光に関する取組や観光予測、コロナ禍での観光動向について学び、観光を活用した地域振興の在り方について自分ごととして考える良い機会となりました。