シルクロードを軸に日本・中央アジア・ヨーロッパの文化観光の魅力を伝える「シルクロード東京 文化観光フォーラム」において、当センターの堀副代表が、観光を地域活性化に活かす観点から「クリエイティブ・ツーリズムと地域活性化」をテーマにプレゼンテーションを行いました。「クリエイティブ・ツーリズム」は地域の歴史・文化・芸術への理解を深め、体験することで地元との一体感を持つことを重視する観光のあり方であり、文化観光に次ぐ第3世代の観光として注目を集めている観光です。UNWTO及びUNESCOによる「観光と文化におけるシェムリアップ宣言(2015.2)」でも観光、生活文化、クリエイティブ産業の連携促進が盛り込まれており、今回のプレゼンテーションでは、具体的な事例として、UNESCOの「創造都市ネットワーク」で世界の食文化創造都市に選ばれている山形県鶴岡市の取組みについて紹介をし、地域の地理・天候・歴史・文化に基づいた地元の食材、産品を創造的に活用することが、観光を通した地域活性化に繋がる可能性について説明を行いました。
日時:2015年7月27日(月)
会場:東洋大学白山キャンパス 井上円了ホール
主催: 一般財団法人日本ウズベキスタン・シルクロード財団 / 共催:東洋大学
日本ウズベキスタン・シルクロード財団のウェブサイトにてパンフレットをご覧いただけます。