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UNWTOプレスリリースPR No. 14004

Press Release                                 平成26年1月23日

国連世界観光機関(UNWTO)発表の2013年世界観光動向について

標記について国連世界観光機関(UNWTO)からプレスリリースを行いましたので、抜粋(日本語に要約)してお報せします。

・ 2013年の国際観光客は前年比5200万人増(+5%)の10億8700万人となった。
・ 渡航先としての需要増加が顕著な地域はアジア太平洋(+6%)、アフリカ(+6%)、欧州(+5%)で、準地域別では東南アジ(+10%)、中央・東ヨーロッパ(+7%)、南・地中海ヨーロッパ(+6%)及び北アフリカ(+6%)が特に伸びた。
・ 2014年は更に4~4.5%の増加と予測。
・ 2014年の地域別では、アジア・太平洋(+5~6%)、アフリカ(+4~6%)、ヨーロッパとアメリカ(+3~4%)、中東(0~+5%)と予測。

● タレブ・リファイ事務局長は「2013年は国際観光にとって素晴らしい年であった。」と述べ、「観光部門は根強い経済的、地政学的困難にも関わらず、変化する市況を調整し、世界の経済成長を促し、雇用を創出する驚くべき力を示してきた。実際、観光は数少ない部門のなかで、多くの国々の経済に前向きなニュースを生み出している。」と述べ、さらに「この2013年の明白な結果と期待される2014年の世界経済の改善は、国際観光にとっては次の前向きな年への準備である。UNWTOとしては、各国政府が観光部門を支援する国家戦略を打ちたて、公平で持続可能な成長に向けたそれぞれの義務を果たすことを呼びかけたい。」と付け加えた。

● ヨーロッパの到着客数は2900万人増加し、トータルでは5億6300万人に伸びた。 2011年、2012年に引き続き伸びた。準地域では中央・東ヨーロッパと南地中海が初めて6%増。

● アジア・太平洋地域は1400万人増加し、2億4800万人に達し、6%と最も強い伸びであった。東南アジアが10%と最も伸びた準地域となった。

● アメリカは4%増でトータル1億6900万人に達した。北・中央アメリカがそれぞれ4%の増で成長を牽引した。

● アフリカは6%増。300万人の到着客を呼び込み、北アフリカ及びサハラ以南の持続的成長により5600万人の新記録となった。

● ロシアと中国が2013年の成長を牽引、送客市場として伸びが際立った。アウトバウンド市場として第3-4半期までで中国28%、ロシア連邦は26%の伸びを示している。

● 新興国アウトバウンド市場ではトルコ(24%)、カタール(18%)、フィリピン(18%)などが実質的な成長を示した。
<添付資料>
1.UNWTOプレスリリース原文
2.UNWTOプレスリリース原文(仮訳)

 20140127-1.pdf
 20141027-2.pdf

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