ホームAPTECトピックス第19回UN Tourismアジア太平洋地域幹部研修を開催しました

第19回UN Tourismアジア太平洋地域幹部研修を開催しました

日時:2025年5月19日(月)~22日(木)
場所:モンゴル ウランバートル
テーマ:観光と文化 ~便益の最大化と、レジリエンスの構築(Tourism and Culture: Optimizing Beneficial Impacts and Building Resilience)

参加者数:21か国・地域 
(アジア太平洋地域のUN Tourism加盟国・地域)バングラデシュ、ブータン、カンボジア、フィジー、インド、インドネシア、イラン、ラオス、マレーシア、モルティブ、モンゴル、ネパール、パキスタン、パラオ、フィリピン、韓国、サモア、スリランカ、タイ、ベトナム、マカオ

当プログラムはアジア太平洋地域における観光政策の企画立案者を対象に毎年実施されている研修事業です。

今回は、初日に「文化観光の現状、動向、洞察」をテーマとしたフォーラムが開催され、モンゴル政府観光局や有識者等によるプレゼンテーションとパネルディスカッションが行われました。翌日以降の研修プログラムでは、以下の4つのセッションにおいて、ゲストスピーカー及び各国によるプレゼンテーションが行われました。
①観光と文化の融合に関する政策立案とガバナンス
②地域主導による文化観光の取り組みの推進
③観光と文化の融合における事業発展機会の創出と管理
④文化を核とした観光開発の今後の展望

プレゼンテーションでは、文化資源を活用して観光地以外の地域にいかに恩恵をもたらすことができるかといった方策や、官民が共創するコミュニティ・ベースド・ツーリズムの事例、観光客の需要を分析して観光商品開発に役立てるためのビッグデータプラットフォームの導入等、多岐にわたる発表がありました。発表後の意見交換会では、参加者による今後の文化観光の発展に向けた活発な議論が展開されました。

当事務所は本プログラムに参加するとともに、UN Tourism本部のアジア太平洋部と連携しながら運営のサポートを行いました。

各プレゼンテーション資料及び詳細はこちらをご覧ください。

※UN Tourismアジア太平洋地域幹部研修プログラム(UN Tourism has convened the Asia-Pacific Executive Training Programme)について
UN Tourismは、2006年以来、韓国文化体育観光省の支援のもと、アジア・太平洋地域の政府高官を対象とした観光政策・戦略に関する研修を毎年開催しており、ゲストスピーカーによる講義や参加者間の事例共有・ディスカッションを通じて、観光政策の最新動向を把握し、実践的な知識を共有する場を提供している。2026年は韓国で開催予定。

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