ホームイベントイベント報告大阪・関西万博で2つのイベントを開催

大阪・関西万博で2つのイベントを開催

 UN Tourismでは、大阪・関西万博において、観光分野における女性起業家の活躍と、観光産業への対内直接投資をテーマにした2つのイベントを開催しました。

1.女性の起業家精神と観光イノベーション・フォーラム

日程:2025年4月28日(月)12:00-14:00
場所: カルティエ・ウィメンズ・パビリオン

 冒頭、開会挨拶に立った大阪・関西万博国連パビリオン代表のマーヘル・ナセル氏が、観光分野における女性の活躍の促進の重要性について述べたのに続いて、観光関連企業の女性経営層のパネリストによるディスカッションが行われました。

 日本経済新聞社の高橋香織チーフプロデューサーの進行により、JTB株式会社の髙﨑邦子常務執行役員、WAmazing株式会社の加藤史子代表取締役CEO、Dossen社のアンジェラ・チェン上級副社長が参加し、経営層として女性ゆえに直面した課題や、家庭との両立、社内における女性の活躍支援などについて意見が交わされました。

 続いて、UN Tourism主催の「女性起業家による起業コンペティション」を勝ち抜いた5つのプロジェクト(ByFood(日本)、NomadHer(韓国)、Xenois Academy(UAE)、Shake to Win(香港)、Greether(米国))の代表が登壇し、それぞれの取組についてプレゼンテーションを行いました。

スケジュール

2.グローバル観光投資フォーラム:未来に向けた文化の共創

•日程:2025年4月29日(火・祝) 10:00-11:30
•場所:国連パビリオン

 UN Tourismのイノベーション・教育・投資部長のアントニオ・ロペス・デ・アビラ氏が基調講演を行い、観光に関する対内直接投資(FDI)の状況やUN Tourismによる投資促進のためのイニシアティブを紹介しつつ、コミュニティや文化、未来の観光を形づくるアイディアに投資することの重要性を強調しました。

 続いて、株式会社Kirakuのサンドバーグ弘代表取締役社長、バヌアツのVolcano Run Projectを代表してバヌアツパビリオンのマーティン・ディヴィット国際関係主任、Dossen社のアンジェラ・チェン上級副社長が登壇し、日本経済新聞社の高橋香織チーフプロデューサーの進行により、地域に眠る文化資源の再生・活用に投資して経済循環をもたらす事業モデルや、地域コミュニティが企画・運営するイベントへの投資が地域に大きなインパクトをもたらす事例などについて意見交換が行われました。

 さらに、国内外の投資家や経営者が登壇したパネルディスカッションには、JTB株式会社の山北栄二郎代表取締役社長執行役員、Destination Capitalのジェームス・カプランCEO、関西エアポート株式会社の新宮早人執行役員、日本ハイアット株式会社の坂村政彦日本・ミクロネシア地区代表取締役副社長、Plug and Play Japan株式会社のヴィンセント・フィリップCEOらが参加し、トラベルボイス株式会社の府川尚弘シニア・メディア・ストラジストの進行により、観光分野の投資対象としての日本の魅力と課題や、今後の投資機会などについてディスカッションを行いました。


スケジュール

 なお、この2つのイベントでは、UN Tourism賛助加盟員である京都外国語大学、神戸大学、和歌山大学から25名の学生ボランティアにご参加いただきました。会議運営を手伝ってくださった学生の皆様には、UN Tourism本部より感謝状が贈られました。

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