日 時:2021年10月20日(水)16時45分~18時00分
場 所:筑波大学(オンライン)
テーマ: サステイナブルな観光地づくりに向けた世界の動き
(副題:持続可能な観光に向けたUNWTOの取組と地域振興策について)
参加人数:31人
(人文・文化学群、社会・国際学群および生命・環境学群などの学部、大学院生)
筑波大学の「ASIP / Tsukuba Global+(TG+)」の公開セミナーにおいて、講義を行いました。
内容は以下のとおりです。
1. UNWTOの概要と活動
2.SDGs達成に向けたUNWTOの取組
3.日本とインドネシア間の観光動向
本講演は筑波大学の「地域研究イノベーション学位プログラム(Area Studies Innovation Program=ASIP)」および「Tsukuba Global+」という学際的なプログラムでの実施となり、対象の学生も人文科学、社会科学、自然科学専攻と、関心分野は多岐にわたっていました。
講義の内容のうち、前半はUNWTOがSDGsの達成に向けて推進する、世界の観光とプラスチックに対する取組(Global Tourism Plastic Initiative)、ベスト・ツーリズム・ビレッジBest Tourism Village Initiative)、及び持続可能な観光地づくり国際ネットワーク(INSTO: UNWTO International Network of Sustainable Tourism Observatories )の取組について紹介しました。後半は対象者にインドネシアに関心を持つる学生が多かったことから、インドネシア事情一般、日本とインドネシア間の観光動向、及び訪日インドネシア人旅行者誘致へのマーケティングについても説明し、学際的に幅広い興味を持つ学生に対し、今後の研究領域を検討する上で参考となる講義となりました。