11月2017

Tourism Highlights (ツーリズムハイライト)2017 日本語版

国連世界観光機関駐日事務所は、このほど、国連世界観光機関(UNWTO)が発行する2016年通年の国際観光の概要を紹介する
「ツーリズム・ハイライト(2017)」の日本語版を発行しました。

主な内容は以下の通り
・国際観光における主な動向  
・旅行目的地世界上位国・国際観光収入上位国(第10位まで)
・国際観光客到着数(世界)
・国際観光収入(世界)     
・地域別実績と主な要因(ヨーロッパ、アジア・太平洋、米州、アフリカ、中東)
・「Tourism Towards 2030」における長期的な見通し

※こちらからダウンロード可能です(日本版)
UNWTO_Tourism_Highlights_2017_日本語版 
プレスリリース

記録的な一年に向かって国際観光は順調に展開

2017年1~8月の間、世界のデスティネーションは9億100万人の国際観光客到着数(一泊以上の訪問者)を迎え、2016年の同期比で7%増の5,600万人となり、前年を大きく上回りました。残りの数カ月の楽観的な見通しが継続すれば、2017年は国際観光にとって8年連続で堅調な成長を維持する年になることが見込まれています。

UNWTO世界観光指標(「バロメーター」)は最新の世界の観光動向を示す統計指標で、UNWTO本部から年6回を目処に公表されます。
当プレスリリースは国連世界観光機関駐日事務所がUNWTO本部から発出される同10月号の概要をまとめたプレスリリースの和訳をしたものです。

プレスリリース

第22回UNWTO総会に出席しました

9月13日〜16日に中国成都で第22回UNWTO総会が開催されました。2年に1度開催のこの総会には130カ国以上のUNWTO賛助会員加盟国から1,300名以上の参加者が集まりました。総会の開催に合わせて開催された、南アジア地域委員会・東アジア太平洋地域委員会において、国連世界観光機関駐日事務所の本保代表が今後の事業の方向性について発表を行いました。
また総会では、観光する権利・観光客の移動の自由・観光従事者と専門家の権利を含む、倫理的かつ持続可能な行動規範を推奨する枠組みを提供するものとして、持続可能な観光開発のすべての利害関係者の責任を網羅する「観光倫理憲章」の条約化が承認されました。UNWTOにおいて初めてとなる条約に対し、タレブ・リファイ事務局長からは、「これはUNWTOの歴史的な瞬間であり、条約の承認は、我々が今年一年を通して取組んでいる“持続可能な観光国際年”の大きな遺産である。それはまた、国が観光業をより良い未来のための力とすることを約束していることの強い兆候でもあり、このことは国連システムにおけるUNWTOの制度的支援を強化する。」と述べました。
また、ハリケーン・イルマとメキシコ南部の地震による被災地をどのように支援するかについての方策を議論する特別会議が開催され、この会議に出席した国々は、被災地との連帯と支援を表明する特別決議を採択し、国際社会に対して支援を要請することに同意しました。最後に、2018-2021年の期間における次の事務局長として、現在在スペイン・ジョージア大使であるズラブ ポロリカシュヴィリ氏(Zurab Pololikashvili)を任命しました。ポロリカシュヴィリ氏は、本年5月に開催されたUNWTO執行理事会で次期事務局長候補指名者となり、今回の第22回総会にて招集された全ての加盟国のコンセンサスを得て次期事務局長に任命されました。

 

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詳細はこちらをご覧ください。

 

グローバル観光セミナー  ~「ガストロノミー」(食文化)を通した持続可能な観光・国際交流の可能性~報告

10月5日に奈良県奈良市で2017年の国連のテーマである「持続可能な観光国際年」に合わせ、奈良・日本・スペインにおける食文化の取組を通した、持続可能な観光について考えるセミナーを開催し、自治体、民間企業、一般の方を中心に84名が参加されました。

初めに、なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC) 副校長 原 実氏より、奈良県による地元のスーパや飲食関係者との連携によるおいしい奈良の農作物の普及活動及び「食」と「農」が連接した教育研修施設・NAFICの画期的な取組みを通して地域の活性化及び観光への可能性についてお話いただきました。 次に株式会社ANA総合研究所 取締役会長 小川 正人氏より、フランスのアルザス地方で実施されている「ガストロノミー ウォーキング」の紹介及びこのアイデアをもとに考案した、旅先の土地を歩きながら、その土地ならではの食をたのしみ、歴史や文化を知る「ONSEN・ガストロノミー ウォーキング」の普及についてお話をいただきました。最後にスペイン政府観光局 マーケティング・マネージャー 洞澤 徹氏が、ガストロノミーはスペイン北部の代名詞であると紹介、スペインの食文化である「バル」の楽しみ方についてお話をいただきました。またリオハ州で毎年開催されている(参加者同士でワインを掛け合う)「ワインの戦い:Wine battle」についてご紹介いただき、スペイン各地域の魅力を語っていただきました。
わが国において訪日外国人が急増しているなか、日本国内外における旅先での食文化の楽しみや観光交流、更に地元の食を活用した観光促進が地域に貢献できるといった観光の可能性について理解を深めていただくきっかけとなりました。

<当日プログラム>
日時: 10月5日(木) 13:30~15:40
場所:ホテル日航奈良 4F「羽衣」

13:30 主催者挨拶① 奈良県 副知事 一松 旬
主催者挨拶② 国連世界観光機関駐日事務所 代表
(一財)アジア太平洋観光交流センター 理事長
本保 芳明
13:40 講演①「奈良の美味しい食の創造」
講師:なら食と農の魅力創造国際大学校 副校長 原 実氏

14:10 講演②「食を通じた地域の魅力がヒトとモノを動かす―
ONSEN・ガストロノミーツーリズムの取組と成果 ―」
講師:株式会社ANA総合研究所 取締役会長 小川 正人氏

14:40  講演③「スペインの食と世界遺産」
講師:スペイン政府観光局 マーケティング・マネージャー 洞澤 徹氏

15:10  全体の質疑応答

15:15  国連世界観光機関駐日事務所の活動について
(国連世界観光機関駐日事務所)
15:30  終了

主催:文化庁、厚生労働省、奈良県、
第32回国民文化祭奈良県実行委員会、
第17回全国障害者芸術・文化祭実行委員会、
奈良県大芸術祭実行委員会、
国連世界観光機関駐日事務所、
(一財)アジア太平洋観光交流センター

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関空旅博2017 ブース出展 報告

日時:5月28日(土)、29日(日)
場所:関西国際空港 北広場
ブース名:国連世界観光機関(UNWTO)
ブース来客数:(暫定)延べ600人(全体42,000人)

 当ブースでは国連世界観光機関及び駐日事務所の紹介及びその活動を支援するAPTEC賛助会員様のPRをさせていただきました。
開催期間中は2日間とも天気に恵まれ、沢山の来場者がブースにお越しになり、自治体、企業・団体が国連の活動を支援いただいていることに対して興味を持たれ質問を受けました。
また、ブース内においてUNWTOに関するクイズ等を実施し、今年の国連のテーマである「持続可能な観光国際年」や、世界観光倫理憲章について紹介し、奈良に国連機関があることを初めて知った方や、持続可能な観光について、具体的にどのような行動をとることができるかを聞いてきた方等、来場者に考えていただき、私共の取組みを知っていただける良い機会となりました。

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