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JICA課題別研修において講演しました

日 時:2018年10月15日 (月)
場 所:国際協力機構関西センター(JICA関西)
テーマ:世界遺産の適切な管理を通じた観光振興
参加者:アルメニア、ドミニカ共和国、ヨルダン、ラオス、ミャンマー、エジプト、マレーシア、メキシコ、ペルー、フィリピン、スリランカから13名

JICA課題別研修「世界遺産の適切な管理を通じた観光振興」において「観光開発を通した世界遺産登録地域の適切な管理」をテーマにUNWTOの駐日事務所の活動紹介や観光と世界遺産の関係について講演を行いました。持続可能な観光振興の取組の良い例として、観光客が守らなければならない項目を示したカンボジアのアンコールワット寺院行動規範(Angkor Wat code of conduct)について紹介したところ参加者は大きな関心を示しておられました。また講演の最後に、観光を通した持続可能な開発目標(SDGs)に取組みを世界に発信するポータルサイト(Tourism for SDGs)を紹介しました。 Tourism for SDGs http://tourism4sdgs.org

 

 

奈良市立一条高校で特別授業をしました

日 時:2018年10月11日 (木)
場 所:奈良市立一条高校
テーマ:UNWTOの活動と持続可能な観光・日本の観光動向
参加者:人文学科 1年生 40名

一条高校での講演は今年で5年目になります。人文学科 1年生「総合文化研究」の授業の一環として前半は講演、後半はワークショップ形式ですすめさせていただきました。
ワークショップでは4人1組で「観光が世界の問題に対してどのように貢献することができるか」について意見交換し、またそれがどの持続可能な開発目標(SDGs)の目標に合致するのかについて考えました。その中には、飲食店での残り物を冷凍保存して、食糧不足の地域に提供する(2.飢餓をゼロに)、奈良の新しい食の文化と産業を創り広める(8.働きがいも、経済成長も。9.産業と技術革新の基盤をつくろう。17.パートナーシップで目標を達成しよう)、負の遺産を人に伝える(16.平和と公正をすべての人に)等、様々なアイデアが集まりました。SDGsについて初めて知った生徒さんもたくさんいるなかで、目標を達成するための具体例を、一人一人が懸命に考えました。

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授業の様子


グループワークの様子

「観光と持続可能な開発目標」のリーフレットはこちらからダウンロードいただけます。

岐阜県中津川市で講演しました

日 時 平成30年8月7日(水)~9日(木)
7日テクニカルツアー・8日シンポジウム

場 所 かしも明治座・ふれあいのやかた(岐阜県中津川市)

テーマ チャレンジ!中津川☆恵那プロジェクト×名城大学シンポジウム
地域資源のストーリーづくりと持続可能な観光 ~守るために紡ぎ、伝え、分かち合う

チャレンジ!中津川☆恵那プロジェクトでは3年間の期間において、「持続可能な本物の目的地、滞在地、居住地を学習する地域づくりを通じて共創造する」を主目的とし、多様な関係者が集い、持続的な観光振興に対する基盤整備を進めている。会議では行政、商工会議所、地元の観光事業者等から60名の参加があり様々な視点から中津川・恵那における観光の可能性について議論を深めました。

当事務所は「持続可能性に関する取組と世界の事例」をテーマに基調講演を行い、①モニタリング②パートナーシップ③長期計画④意見交換の重要性について世界の事例を通して紹介しました。

質疑応答では、中津川・恵那市での人口減少への懸念が上げられた。これに対し、地域の学校をなくさないことや、若者の関係人口を増やすこと等が重要ではないかとの意見があった。また、地元に国有木曽ヒノキが銀閣寺をはじめ、有名な古建築物の建築用材であった歴史や、「式年遷宮」で御用材となるヒノキを伐採する神事について詳しい専門家がいることから、地域のストーリーを地元の人から受け継ぐということが重要であるということを、参加者と共有しました。

 

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奈良県立大学で講演をしました

日時:2018年7月19日 (木)
場所:奈良県立大学
テーマ:観光と持続可能な開発目標(SDGs)
参加者:奈良県立大学地域創造学部 観光創造コモンズ2年生 41名

前半はUNWTOの役割や活動について講演しました。
後半のグループワークでは、学生はUNWTOの「観光と持続可能な観光」のリーフレットを参照しながら、これから日本で持続可能な観光を進めるにあたり、一人一人がどんなことに取組んでいきたいかを考えディスカッションをしてもらいました。その中には、LGBTの人々が快適に旅行できるような環境の整備、地元の素材を使ったエコバック等の商品開発、早期の観光教育等が挙げられました。

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ワークショップの様子。

観光と持続可能な観光(SDGs)のリーフレットはこちらからダウンロード可能です。

第7回文化と観光に関する慶尚北道国際シンポジウムで講演しました

日 時:2018年6月28日~29日
場 所:韓国 慶州市
テーマ:「アジア太平洋地域からみたテクノロジーと観光の相乗効果」
参加者:政府・観光関係団体、民間部門等 約400名

今回の会議ではテクノロジーが観光業界に与える影響を中心に議論が行われました。UNWTO駐日事務所は「アジア太平洋地域からみたテクノロジーと観光の相乗効果」をテーマに、世界の最新の観光動向を示しながら、観光がいかにSDGsに貢献していくことができるかについて説明しました。同会議には、国土交通省観光庁、元太平洋アジア観光協会 タイ支部会長、 キョンヒ大学(韓国)等から講演者として参加されていました。

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2018年1月~4月間の国際観光は、予想を上回った

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世界温泉地サミットに参加しました

2018年5月26日~27日に大分県大分市で観光、療養、地熱利用などに及ぶ温泉の新たな活用・可能性について世界規模で議論する世界で初めての温泉をテーマとした国際会議が開催されました。16カ国から温泉や行政の関係者ら1000以上が出席し、活発な議論や意見交換が行われました。

開会式の主催者あいさつで、大分県広瀬知事は「温泉は医療や滋養、エステという多様な活用法があり、人々に温泉地を訪れるようになってほしい。」と述べ、環境省の中川大臣は世界初の温泉サミットの開催を祝福し、温泉の活性化を目指したいと述べました。

前国連世界観光機関(UNWTO)本部賛助加盟員部長のヨランダ・ペルドモ氏による基調講演では、スペインやウルグアイで温泉を一つの切り口として観光プロモーションの支援を行った経験を説明し、同じ観光資源をもつ他のデスティネーションと差別化するためには、特色をセグメント化して観光をアピールする必要があると述べ、カナリア諸島やチュニジアの例を挙げて説明しました。

またイタリアのアバノ・モンテグロットホテル協会会長からは、温泉水を活かした治療はイタリア政府の保険が適用され、リウマチを緩和すると紹介がありました。アイスランドブルーラグーン・アイスランド研究開発担当役員からは温泉施設であるブルーラグーンを紹介し、地元の地熱発電と熱排水を使う持続可能な資源の活用法であると述べました。

さらに後半は観光、医療・健康・美容、エネルギー-3テーマで分科会があり、観光においては、持続可能な観光は温泉地でどのように実現するか議論が行われました。新たなコラボレーションや独自の価値認識と発信、本質的な幸福、心の癒しの追求の重要性について活発な議論が行われました。

会場には、ブースなどで各地の温泉地を紹介するコーナーや、別府の温泉を持ち込んだ足湯も設置され、参加者は足湯をしながら交流を深めていました。

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第30回東アジア太平洋・南アジア地域合同委員会を開催しました

第30回UNWTO東アジア太平洋・南アジア合同地域委員会が6月18日から20日までフィジーのナンディで開催され、両地域合わせて17ヵ国1地域からの参加がございました(東アジア太平洋地域14ヵ国1地域・南アジア地域3ヵ国)。さらに今回の会議には、ツバルとニューカレドニアの2ヵ国がUNWTO本部からの呼びかけに応じて初めて参加いたしました。

上記UNWTO加盟国・地域以外にも、賛助加盟員や国際および地域の観光団体からの参加が有り、全部で約70名程の会議となりました。日本からは観光庁とともに、賛助加盟員のJATA、JTB、北海道大学、和歌山大学の4団体から其々ご参加いただきました。

会議の中では、冒頭にポロリカシュヴィリ事務局長がそのメッセージの中で、今後におけるマネージメントのビジョンや新しい組織体制等に触れると共に、今後のUNWTOの活動における「5つの優先事項」について詳しく説明をいたしました。その他、今回の会議で取り上げられた主な議題は以下のとおりです。

a)この地域におけるUNWTOの今後の活動計画
b)観光と倫理、
c)持続可能な観光国際年2017の総括、
d)UNWTOのアジア太平洋加盟国における法律上の問題、
e)地域における其々の課題
f)各加盟国からの活動報告

駐日事務所から4名が参加し、会期前から現地に入り会議運営のサポートを行うと共に、合同委員会の中で福田副代表から駐日事務所の年間活動報告を行ないました。

また、地域合同委員会の前日には、気候変動と生物の多様性に関する地域セミナーが開催され約120名の参加がありました。このセミナーでは、2030年の開発目標への貢献を推進することを目的に、Goal 13で呼びかけている「気候変動が及ぼす影響の緩和」に向けて観光業が主導的役割を果たすことや、Goal 15の中で謳われている「生物多様性の喪失を止める」ためにどのようなアクションを起こすべきか等の提言が登壇した各パネリストからあり、それらについての議論が行われました。

会議の公式ウェブサイト:30th Joint Meeting of the UNWTO Commission for East Asia and the Pacific

 

 

 

世界銀行 観光実務者研修会合にパネリストとして参加しました

日時:2018年6月11日
場所:東京世界銀行 テーマ:文化遺産と持続可能な観光
対象:UNESCO、中国、パプアニューギニア、ルーマニア、パナマ、ニカラグア、イラク、ネ      パール、インド、パキスタン、セネガル、タンザニア等から約50名が参加。

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持続可能な観光の測定(MST:Measuring Sustainable Tourism)について

第4回ガストロノミーツーリズムに関する国際会議に参加しました

「ガストロノミーツーリズムに関する国際会議」では、これまで食文化の本質、無形文化遺産の要素及び持続的な地域の発展を促進する手段としてのガストロノミーと観光の相互関係について議論を重ねてきました。第4回目となるこの会議は初のアジアのタイ・バンコクで2018年5月30日~6月1日に開催され52カ国から600 名の参加がありました。

会議ではガストロノミーツーリズムを、地域・テクノロジー・商業化戦略にどう利用し、持続可能な開発を実現するための方策を探る討議がなされました。

オープニングセレモニーに続く円卓討議セッションにおいて、奈良県の荒井知事が参加され、奈良県における観光客の現況および、ガストロノミーを利用してどのように魅力的な観光地にしていくかの報告がありました。発表の中で、「観光は思い出を作る。美味しいものを食べた時、味は写真に残すことはできないが、誰と一緒でどんな楽しい会話をしたのかを思い出せば幸せを復元できるので、観光の中では食は大事な要素である。」という発表は、他の討議者や参加者から同感を得ました。

また、ガストロノミーツーリズムに携わる関係者がテクノロジーやビッグデータを用いた事例を紹介し成功事例等が共有され、以下の点について議論されました。

  • テクノロジーは革新といった大きな可能性を持つ手段である。
  • ガストロノミーは人と場所が重要であり、テクノロジーを活用してその土地ならではの伝統文化を保存し、観光客に対する豊かな体験を提供することができる。
  • ガストロノミーツーリズムは持続可能な開発目標(SDGs)において食品廃棄物や地域のエンパワメントや雇用の創出といった政策や企業の方針に貢献できる。
  • 中小企業がデジタルトランスフォーメーションに参画できる制度を整備することが必要である。
  • 中小企業を観光のバリューチェーンに参画させるよう支援することが大切である。
  • ソーシャルメディアを通して、旅行者自身がガストロノミーツーリズムの体験を情報発信することは効果的である。
  • ガストロノミーツーリズムに対する消費者のモチベーションや行動をより理解するための更なる研究が必要である。
  • 上記を満たすためのより充実した人材教育及び研修が必要である。

今回の会議では、テクノロジーを活用してガストロノミーツーリズムを促進する新規企業の実例も上げられました。また、日本の食に対して洗練されたイメージがあり、各スピーカーから訪問先として好事例としての紹介されているのが印象的でした。

第5回はサン・セバスティアン、第6回はベルギー・フランダースで開催が予定されています。

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