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第22回UNWTO総会に出席しました

9月13日〜16日に中国成都で第22回UNWTO総会が開催されました。2年に1度開催のこの総会には130カ国以上のUNWTO賛助会員加盟国から1,300名以上の参加者が集まりました。総会の開催に合わせて開催された、南アジア地域委員会・東アジア太平洋地域委員会において、国連世界観光機関駐日事務所の本保代表が今後の事業の方向性について発表を行いました。
また総会では、観光する権利・観光客の移動の自由・観光従事者と専門家の権利を含む、倫理的かつ持続可能な行動規範を推奨する枠組みを提供するものとして、持続可能な観光開発のすべての利害関係者の責任を網羅する「観光倫理条約」が承認されました。UNWTOにおいて初めてとなる条約に対し、タレブ・リファイ事務局長からは、「これはUNWTOの歴史的な瞬間であり、条約の承認は、我々が今年一年を通して取組んでいる“持続可能な観光国際年”の大きな遺産である。それはまた、国が観光業をより良い未来のための力とすることを約束していることの強い兆候でもあり、このことは国連システムにおけるUNWTOの制度的支援を強化する。」と述べました。
また、ハリケーン・イルマとメキシコ南部の地震による被災地をどのように支援するかについての方策を議論する特別会議が開催され、この会議に出席した国々は、被災地との連帯と支援を表明する特別決議を採択し、国際社会に対して支援を要請することに同意しました。最後に、2018-2021年の期間における次の事務局長として、現在在スペイン・ジョージア大使であるズラブ ポロリカシュヴィリ氏(Zurab Pololikashvili)を任命しました。ポロリカシュヴィリ氏は、本年5月に開催されたUNWTO執行理事会で次期事務局長候補指名者となり、今回の第22回総会にて招集された全ての加盟国のコンセンサスを得て次期事務局長に任命されました。

 

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グローバル観光セミナー  ~「ガストロノミー」(食文化)を通した持続可能な観光・国際交流の可能性~報告

10月5日に奈良県奈良市で2017年の国連のテーマである「持続可能な観光国際年」に合わせ、奈良・日本・スペインにおける食文化の取組を通した、持続可能な観光について考えるセミナーを開催し、自治体、民間企業、一般の方を中心に84名が参加されました。

初めに、なら食と農の魅力創造国際大学校(NAFIC) 副校長 原 実氏より、奈良県による地元のスーパや飲食関係者との連携によるおいしい奈良の農作物の普及活動及び「食」と「農」が連接した教育研修施設・NAFICの画期的な取組みを通して地域の活性化及び観光への可能性についてお話いただきました。 次に株式会社ANA総合研究所 取締役会長 小川 正人氏より、フランスのアルザス地方で実施されている「ガストロノミー ウォーキング」の紹介及びこのアイデアをもとに考案した、旅先の土地を歩きながら、その土地ならではの食をたのしみ、歴史や文化を知る「ONSEN・ガストロノミー ウォーキング」の普及についてお話をいただきました。最後にスペイン政府観光局 マーケティング・マネージャー 洞澤 徹氏が、ガストロノミーはスペイン北部の代名詞であると紹介、スペインの食文化である「バル」の楽しみ方についてお話をいただきました。またリオハ州で毎年開催されている(参加者同士でワインを掛け合う)「ワインの戦い:Wine battle」についてご紹介いただき、スペイン各地域の魅力を語っていただきました。
わが国において訪日外国人が急増しているなか、日本国内外における旅先での食文化の楽しみや観光交流、更に地元の食を活用した観光促進が地域に貢献できるといった観光の可能性について理解を深めていただくきっかけとなりました。

<当日プログラム>
日時: 10月5日(木) 13:30~15:40
場所:ホテル日航奈良 4F「羽衣」

13:30 主催者挨拶① 奈良県 副知事 一松 旬
主催者挨拶② 国連世界観光機関駐日事務所 代表
(一財)アジア太平洋観光交流センター 理事長
本保 芳明
13:40 講演①「奈良の美味しい食の創造」
講師:なら食と農の魅力創造国際大学校 副校長 原 実氏

14:10 講演②「食を通じた地域の魅力がヒトとモノを動かす―
ONSEN・ガストロノミーツーリズムの取組と成果 ―」
講師:株式会社ANA総合研究所 取締役会長 小川 正人氏

14:40  講演③「スペインの食と世界遺産」
講師:スペイン政府観光局 マーケティング・マネージャー 洞澤 徹氏

15:10  全体の質疑応答

15:15  国連世界観光機関駐日事務所の活動について
(国連世界観光機関駐日事務所)
15:30  終了

主催:文化庁、厚生労働省、奈良県、
第32回国民文化祭奈良県実行委員会、
第17回全国障害者芸術・文化祭実行委員会、
奈良県大芸術祭実行委員会、
国連世界観光機関駐日事務所、
(一財)アジア太平洋観光交流センター

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関空旅博2017 ブース出展 報告

日時:5月28日(土)、29日(日)
場所:関西国際空港 北広場
ブース名:国連世界観光機関(UNWTO)
ブース来客数:(暫定)延べ600人(全体42,000人)

 当ブースでは国連世界観光機関及び駐日事務所の紹介及びその活動を支援するAPTEC賛助会員様のPRをさせていただきました。
開催期間中は2日間とも天気に恵まれ、沢山の来場者がブースにお越しになり、自治体、企業・団体が国連の活動を支援いただいていることに対して興味を持たれ質問を受けました。
また、ブース内においてUNWTOに関するクイズ等を実施し、今年の国連のテーマである「持続可能な観光国際年」や、世界観光倫理憲章について紹介し、奈良に国連機関があることを初めて知った方や、持続可能な観光について、具体的にどのような行動をとることができるかを聞いてきた方等、来場者に考えていただき、私共の取組みを知っていただける良い機会となりました。

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東洋大学 特別講演会を開催しました

観光国際年の取組みの一環として、国連世界観光機関駐日事務所は東洋大学と共催で「持続可能な観光国際年-Sustainable Tourismを目指して-」と題した特別講演会を、9月22日に東洋大学白山キャンパス井上円了ホールにおいて開催しました。
この講演会では、持続可能な観光国際年特別大使のマイケル・フレンゼル氏より国際年の意義及び持続可能な観光と健全な企業の発展について、英国サリー大学の文学・人文学部長で和歌山大学の特別主幹教授でもあるグレアム・ミラー氏からは、持続可能な観光及び世界の事例と国際的なトレンドについてお話しいただき、持続可能な観光の意義及び重要性についての理解を深め、具体的な行動について考える貴重な機会となりました。

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国連世界観光機関(UNWTO)アジア太平洋部 部長スジン
 
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持続可能な観光国際年特別大使 マイケル・フレンゼル氏
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英国サリー大学 文学・人文学部長
和歌山大学特別主幹教授グレアム・ミラー氏
 
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「ツーリズムEXPOジャパン2017・国連世界観光機関ブース出展」報告

世界最大級旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」は、9月21日(木)~24日(日)の間、2017年度のテーマを「持続可能な観光による社会の発展の実現」とし東京ビッグサイトで開催されました。
初日に行われた日本の優れた観光・旅行産業の力を発信するジャパン・ツーリズム・アワード(審査員長:本保国連世界観光機関駐日事務所代表)では、全国産業観光推進協議会の『「産業」が「観光」になる ~全国産業観光推進協議会の取組み~』にUNWTO部門賞を選び、国連世界観光機関(UNWTO)本部のス・ジン部長より賞を授与しました。
続く、グローバルフォーラムでは、タレブ・リファイUNWTO事務局長のビデオメッセージ、アニタ・メンディラッタ(UNWTO事務局長 スペシャル・アドバイザー)をモデレーターとしてツーリズムEXPOジャパン観光大臣会合が開催されました。会合には世界の14カ国の観光大臣・長官・総裁と、国際観光の4団体のトップが登壇し、「持続可能な観光開発」をテーマに、政策、商慣習、旅行者・消費者行動に変化をもたらす取組や考え方が示されました。
詳細はURL:https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201710176946/
午後からの「サステーナブル・ツーリズム・ディベロップメント~アジアが世界をリードする~」をテーマとしたアジア・ツーリズム・リーダーズ・フォーラムは、本保国連世界観光機関駐日事務所代表の挨拶で開会し、グレアム・ミラー和歌山大学 特別主幹教授の基調講演、4つのセッションが開かれました。

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UNWTO賞授与式の様子

●国連世界観光機関ブース出展について
大学合同ゼミ及び観光国際年広報活動を実施しました。

以下はブースにおける活動内容であります。

1.大学合同ゼミ
(1)開催目的
ブースを観光国際年広報スペース及び大学生の交流の場として位置付け、観光国際年及びサステナブルツーリズムに対する意識や情報の共有とともに、社会人、国際人と交流することで知見を深める。

(2)開催内容
持続可能な観光国際年に関するテーマについて、国連世界観光機関のアフィリエイトメンバー等が学生に対して、講義を実施しました。講義を行ったアフィリエイトメンバーは日本政府観光局、日本旅行業協会、全日空株式会社、京都大学でありました。また、和歌山大学、京都大学は学生が研究発表を行い、講義時間は質疑応答も含めて1時間程度となりました。講義スケジュールは以下のとおりです。

(3)開催時間
①22日(金)
(A) 10時~11時 講師…国連世界観光機関・亀山 秀一専門アドバイザー
内容…『持続可能な観光』

(B) 14時~15時 講師…日本政府観光局・伊藤 亮シニア・アシスタント・マネジャー
内容…『Sustainable Tourismに向けたJNTOの取り組み』

(C)16時~17時 講師…全日空株式会社・石井 伯彦マーケティング計画部リーダー
内容…『ANAの訪日販売促進と地方創生』

②23日(土)
(A)10時~11時 講師…日本旅行業協会・松岡 マヤ氏
内容…『JATA Outline & Activities for the International Year of Sustainable Tourism for Development』

(B)14時~15時 講師…国連世界観光機関・亀山 秀一専門アドバイザー
内容…『スポーツツーリズム』

(C)16時~17時 講師…京都大学大学院情報学研究科・佐藤 彰洋助教
及び京都大学・大学院生研究発表
内容…『ビッグデータと観光』『航空券の価格データ』

③24日(日)
(A)10時~11時 講師…国連世界観光機関・亀山 秀一専門アドバイザー
内容…『メガイベントと観光』

(B)14時~15時 和歌山大学・学生研究発表
内容…『Tourism Highlights 2017』『The Global Code of Ethics
for Tourism』

学生からのアンケート調査では、普段接することがない社会の先輩達から話しを聞くことが出来たこと、また、他大学の学生と交流することが出来たことにより、充実した合同ゼミであったとの記入が多数ありました。各界の講師の方には貴重な時間を頂き、学生に対して丁寧な講義を開催して頂くとともに、講師から学生に対しても質問がなされ、双方向での講義開催となり、講義終了後、ほとんどの学生から非常に勉強になったとの感想がありました。

2.持続可能な観光国際年の広報
2017年は持続可能な観光国際年であります。2015年9月にニューヨークで開催された第70回国連総会において、2017年は持続可能な観光国際年と制定されました。1945年の国連設立以来3回目となる観光に関する国際年は、観光業界に携わる関係者にとって、また旅行を愛する人々にとって、世の中の役に立ちながらこれからも人々が楽しみ続けられる観光を続けていくうえで、旅のあり方を考え直し、新しい旅のスタイルを創り出す大切な機会です。国連総会で全加盟国が共有した持続可能な開発課題の解決や持続可能な開発目標の2030年までの達成に貢献できるよう、観光国際年は、地球に住む人々が観光に関わる政策、商慣習、旅行者・消費者の行動を変革させることを目的としています。2017年の持続可能な観光国際年は、下記の5つの分野に重点を置いて観光の役割を世界に発信しています。

(1)包括的・持続的な経済発展
―誰もが参加可能で地域全体への経済的裨益が持続するようなツーリズム

(2)社会的な関わり、雇用拡大や貧困の撲滅
―雇用創出や貧困削減に貢献するツーリズム

(3)資源の有効活用、環境保護や気候変動
―環境や気候変動に配慮した資源保全・保護を踏まえたツーリズム

(4)文化的価値・多様性、遺産
―伝統や固有性と多様性の両立を認め合う文化価値を描くツーリズム

(5)相互理解、平和、安全
―平和や安全を支える相互理解に貢献するツーリズム

第102回二科展デザイン部「持続可能な観光国際年」をテーマとしたポスター展入賞作品のうち、外務大臣賞、観光庁長官賞、UNWTO賞を同テーマへの理解と啓蒙を目的として展示しました。また、国連世界観光機関、株式会社サンリオが作成したビデオ放映や、ツーリズム・ハイライト等の国連世界観光機関出版物配布により、持続可能な観光国際年の広報活動を行いました。ブース出展作業、運営、撤去作業に関しては、和歌山大学・国際観光学研究センターの藤井琢哉コーディネータと観光学部学生5名が中心となり、実施されました。

 

和歌山大学の学生による設営準備
和歌山大学の学生による設営準備

国連世界観光機関・亀山 秀一専門アドバイザー
国連世界観光機関・亀山 秀一専門アドバイザー

日本政府観光局・伊藤 亮シニア・アシスタント・マネジャー
日本政府観光局・伊藤 亮シニア・アシスタント・マネジャー

全日空株式会社・石井 伯彦マーケティング計画部リーダー 
全日空株式会社・石井 伯彦マーケティング計画部リーダー

日本旅行業協会・松岡 マヤ氏
日本旅行業協会・松岡 マヤ氏

京都大学大学院情報学研究科・佐藤 彰洋助教                         及び京都大学・大学院生研究発表
京都大学大学院情報学研究科・佐藤 彰洋助教及び京都大学・大学院生研究発表

和歌山大学観光学部
和歌山大学・学生研究発表

 

 

国際観光 ―前半期としては2010年以来最高の水準―

ダウンロードはこちらから。

「責任ある旅行者になるためのヒント」をウェブサイトに掲載しました。

責任ある旅行者になるためのヒントは、観光が旅行者自身、また旅行者を受入れる側にとって
価値のあるものにするための、心構えや考えかたのポイントを紹介しています。

●旅先に住む人々に敬意を払い、
私達の共有遺産を大切にしよう
●私たちの地球を守ろう
●地域経済をサポートしよう
●旅先の情報に通じた旅人になろう
●尊敬される旅人になろう

是非、旅にでかける多くの方に読んでいただけたら幸いです。

日本語版
英語版

このヒントは持続可能な観光国際年の取組の一環としてUNWTOの世界観光倫理憲章に基き
世界観光倫理委員が、旅行者に向けて作成したものです。

プレスリリース

 

 

 

 

 

 

第29回UNWTO東アジア太平洋・南アジア合同地域委員会、及び危機コミュニケーションに関するUNWTO地域フォーラム

第29回UNWTO東アジア太平洋・南アジア合同地域委員会、及び危機コミュニケーションに関するUNWTO地域フォーラムが、5月15日から17日までバングラデシュチッタゴン港湾都市で開催されました。この会議には、UNWTO加盟国、UNWTO加盟国、国際および地域団体を含む20カ国以上から約300名の参加者がありました。
会議で取り上げられた主な議題としては、a)UNWTOの今後2年間の活動における計画、b)観光と倫理、c)開発のための持続可能な観光国際年、d)観光分野における危機コミュニケーション)
UNWTOのアジア太平洋加盟国における法律上の問題、f)地域における其々の課題、といったものが取り上げられました。
また、地域委員会の前に、観光における危機コミュニケーションに関する地域フォーラムが開催されました。 このフォーラムでは、冒頭の基調演説の後、パネルディスカッションが開催され、パネリストは危機の際のコミュニケーション管理や復興のための戦略に関して、其々の地域における経験を共有いたしました。加えて、危機コミュニケーション計画の作成方法、計画の実行方法、および危機時に避けるべき間違い等を段階的に概説し、会場にいる参加者と一緒に、今後どのような対応を行っていくべきかを議論いたしました。

詳細はこちらをご覧ください(英語)
URL:http://asiapacific.unwto.org/event/29th-joint-meeting-unwto-commission-east-asia-and-pacific-and-unwto-commission-south-asia-29th

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第29回UNWTO東アジア太平洋・南アジア合同地域委員会の様子

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福田副代表により活動報告を行いました。

ツーリズムハイライト2017を発行しました。

こちらをご覧ください。

2017年第1四半期の国際観光は力強い結果に

こちらをご覧ください。