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「ツーリズムEXPOジャパン2017・国連世界観光機関ブース出展」報告

世界最大級旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン」は、9月21日(木)~24日(日)の間、2017年度のテーマを「持続可能な観光による社会の発展の実現」とし東京ビッグサイトで開催されました。
初日に行われた日本の優れた観光・旅行産業の力を発信するジャパン・ツーリズム・アワード(審査員長:本保国連世界観光機関駐日事務所代表)では、全国産業観光推進協議会の『「産業」が「観光」になる ~全国産業観光推進協議会の取組み~』にUNWTO部門賞を選び、国連世界観光機関(UNWTO)本部のス・ジン部長より賞を授与しました。
続く、グローバルフォーラムでは、タレブ・リファイUNWTO事務局長のビデオメッセージ、アニタ・メンディラッタ(UNWTO事務局長 スペシャル・アドバイザー)をモデレーターとしてツーリズムEXPOジャパン観光大臣会合が開催されました。会合には世界の14カ国の観光大臣・長官・総裁と、国際観光の4団体のトップが登壇し、「持続可能な観光開発」をテーマに、政策、商慣習、旅行者・消費者行動に変化をもたらす取組や考え方が示されました。
詳細はURL:https://prw.kyodonews.jp/opn/release/201710176946/
午後からの「サステーナブル・ツーリズム・ディベロップメント~アジアが世界をリードする~」をテーマとしたアジア・ツーリズム・リーダーズ・フォーラムは、本保国連世界観光機関駐日事務所代表の挨拶で開会し、グレアム・ミラー和歌山大学 特別主幹教授の基調講演、4つのセッションが開かれました。

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UNWTO賞授与式の様子

●国連世界観光機関ブース出展について
大学合同ゼミ及び観光国際年広報活動を実施しました。

以下はブースにおける活動内容であります。

1.大学合同ゼミ
(1)開催目的
ブースを観光国際年広報スペース及び大学生の交流の場として位置付け、観光国際年及びサステナブルツーリズムに対する意識や情報の共有とともに、社会人、国際人と交流することで知見を深める。

(2)開催内容
持続可能な観光国際年に関するテーマについて、国連世界観光機関のアフィリエイトメンバー等が学生に対して、講義を実施しました。講義を行ったアフィリエイトメンバーは日本政府観光局、日本旅行業協会、全日空株式会社、京都大学でありました。また、和歌山大学、京都大学は学生が研究発表を行い、講義時間は質疑応答も含めて1時間程度となりました。講義スケジュールは以下のとおりです。

(3)開催時間
①22日(金)
(A) 10時~11時 講師…国連世界観光機関・亀山 秀一専門アドバイザー
内容…『持続可能な観光』

(B) 14時~15時 講師…日本政府観光局・伊藤 亮シニア・アシスタント・マネジャー
内容…『Sustainable Tourismに向けたJNTOの取り組み』

(C)16時~17時 講師…全日空株式会社・石井 伯彦マーケティング計画部リーダー
内容…『ANAの訪日販売促進と地方創生』

②23日(土)
(A)10時~11時 講師…日本旅行業協会・松岡 マヤ氏
内容…『JATA Outline & Activities for the International Year of Sustainable Tourism for Development』

(B)14時~15時 講師…国連世界観光機関・亀山 秀一専門アドバイザー
内容…『スポーツツーリズム』

(C)16時~17時 講師…京都大学大学院情報学研究科・佐藤 彰洋助教
及び京都大学・大学院生研究発表
内容…『ビッグデータと観光』『航空券の価格データ』

③24日(日)
(A)10時~11時 講師…国連世界観光機関・亀山 秀一専門アドバイザー
内容…『メガイベントと観光』

(B)14時~15時 和歌山大学・学生研究発表
内容…『Tourism Highlights 2017』『The Global Code of Ethics
for Tourism』

学生からのアンケート調査では、普段接することがない社会の先輩達から話しを聞くことが出来たこと、また、他大学の学生と交流することが出来たことにより、充実した合同ゼミであったとの記入が多数ありました。各界の講師の方には貴重な時間を頂き、学生に対して丁寧な講義を開催して頂くとともに、講師から学生に対しても質問がなされ、双方向での講義開催となり、講義終了後、ほとんどの学生から非常に勉強になったとの感想がありました。

2.持続可能な観光国際年の広報
2017年は持続可能な観光国際年であります。2015年9月にニューヨークで開催された第70回国連総会において、2017年は持続可能な観光国際年と制定されました。1945年の国連設立以来3回目となる観光に関する国際年は、観光業界に携わる関係者にとって、また旅行を愛する人々にとって、世の中の役に立ちながらこれからも人々が楽しみ続けられる観光を続けていくうえで、旅のあり方を考え直し、新しい旅のスタイルを創り出す大切な機会です。国連総会で全加盟国が共有した持続可能な開発課題の解決や持続可能な開発目標の2030年までの達成に貢献できるよう、観光国際年は、地球に住む人々が観光に関わる政策、商慣習、旅行者・消費者の行動を変革させることを目的としています。2017年の持続可能な観光国際年は、下記の5つの分野に重点を置いて観光の役割を世界に発信しています。

(1)包括的・持続的な経済発展
―誰もが参加可能で地域全体への経済的裨益が持続するようなツーリズム

(2)社会的な関わり、雇用拡大や貧困の撲滅
―雇用創出や貧困削減に貢献するツーリズム

(3)資源の有効活用、環境保護や気候変動
―環境や気候変動に配慮した資源保全・保護を踏まえたツーリズム

(4)文化的価値・多様性、遺産
―伝統や固有性と多様性の両立を認め合う文化価値を描くツーリズム

(5)相互理解、平和、安全
―平和や安全を支える相互理解に貢献するツーリズム

第102回二科展デザイン部「持続可能な観光国際年」をテーマとしたポスター展入賞作品のうち、外務大臣賞、観光庁長官賞、UNWTO賞を同テーマへの理解と啓蒙を目的として展示しました。また、国連世界観光機関、株式会社サンリオが作成したビデオ放映や、ツーリズム・ハイライト等の国連世界観光機関出版物配布により、持続可能な観光国際年の広報活動を行いました。ブース出展作業、運営、撤去作業に関しては、和歌山大学・国際観光学研究センターの藤井琢哉コーディネータと観光学部学生5名が中心となり、実施されました。

 

和歌山大学の学生による設営準備
和歌山大学の学生による設営準備

国連世界観光機関・亀山 秀一専門アドバイザー
国連世界観光機関・亀山 秀一専門アドバイザー

日本政府観光局・伊藤 亮シニア・アシスタント・マネジャー
日本政府観光局・伊藤 亮シニア・アシスタント・マネジャー

全日空株式会社・石井 伯彦マーケティング計画部リーダー 
全日空株式会社・石井 伯彦マーケティング計画部リーダー

日本旅行業協会・松岡 マヤ氏
日本旅行業協会・松岡 マヤ氏

京都大学大学院情報学研究科・佐藤 彰洋助教                         及び京都大学・大学院生研究発表
京都大学大学院情報学研究科・佐藤 彰洋助教及び京都大学・大学院生研究発表

和歌山大学観光学部
和歌山大学・学生研究発表

 

 

  • 2017年10月25日
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